島旅のすすめ。日本最後の秘境 西表島”パナリ焼き”

 

西表島の大原港から北に50分ほど車を走らせ、”パナリ焼き展示館”へ行ってきました。

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西表島マングローブ

この「パナリ焼き展示館」を管理しているのが、”ビームパリ窯”の嘉陽恵美子さんです。

 

嘉陽さんは現在作家としてパナリ焼きの復刻に取り組んで制作をしているそうです。

というのもパナリ焼きは200年程前には途絶えてしまった文化で、いまだに原料や技法などは解明されていないことが多いそうです。

 

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展示館のパナリ焼き。

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写真ではわかりずらいが、粘土に貝殻が混ぜ込まれ焼かれているそう。


 

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底が丸くなっていて、おおらかで素朴な印象でした。

粘土に海水を混ぜることによって焼成後の色味が変わることや、貝殻はおよそ800度を超えると膨張してしまうことなど、八重山の島々で作られていた”土器”ならではの貴重なお話しを聞くことができました。

 

 

 

 「パナリ焼き展示館」のURL

http://www.ne.jp/asahi/galapagos/hiro123/beampari/tenjikan.html